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美容師になりたいお子さま必読!アンケート結果から紐解く今すぐ伸ばしたい好奇心!

みらいの学び
公開日:2025年6月8日 更新日:2025年6月8日
美容師になりたいお子さま必読!アンケート結果から紐解く今すぐ伸ばしたい好奇心!

美容室でお客さんの理想を叶える美容師さんの姿はキラキラとしていてかっこよく、憧れるお子さまも多いのではないでしょうか。美容師さんの繊細な技術とセンスはたくさんの人を幸せにする力があります。この記事では、美容師の仕事の内容や、美容師になる方法だけでなく、美容師が考える美容師に求められる能力とその伸ばし方についても紹介していきます。

もくじ

    美容師のリアルな声集めました!

    みらいいでは、2024年に280名の方に協力いただき、職業についてのアンケートを実施いたしました。アンケート結果は、実際にその職業に就いている方、5年以内にその職業に就いていた方が答えてくれました!
    その結果をもとに、どんな力が必要と考えているか、子どもの頃にしていた習い事ランキングなどを見てみましょう。

    美容師とは?

    美容師とは、お客さんとのカウンセリングを通じて、ヘアカットやカラーリング、パーマ、スタイリングなど髪に関する技術を提供する専門職です。基本的な技術を身につけた後も、最新のヘアトレンドやスタイリング技術を学び続けていきます。

    美容師ってどんな仕事?

    美容師は、カットやカラーリングといった髪に関する技術を提供します。
    それだけでなく。カウンセリングを通じてお客様の要望や悩みをしっかりと把握し、その人に合ったスタイルを提案することも大切な仕事の一つです。
    さらに、美容師はお客様とのコミュニケーション能力も重要です。
    お客様がリラックスし、信頼して任せられるような空間づくりも仕事の一部として考えられるでしょう。

    日本で美容師の仕事をしている人数は?

    日本における美容師の数は、厚生労働省の令和4年度衛生行政報告例の概況によると約57万人です。
    特に、都市部での美容師の需要は高く、全国的に美容業界は成長を続けています。

    美容師は免許が必要な職業であり、免許を取得してから現場に立つためには、アシスタントとして長い訓練期間が必要です。
    免許を取得するには、通常2年以上、夜間学校では3年以上美容専門学校に通わなければなりません。

    免許取得後は、アシスタントとしてカットの技術だけでなく、接客やお店の環境整備なども学ぶ必要があります。
    アシスタント期間は就職先のお店によってことなりますが、2〜3年が目安とされています。
    アシスタントとして現場での経験を重ねることで初めてプロフェッショナルな美容師として活躍できるようになります。

    美容師の年収は?

    今回、みらいいでとったアンケートの結果をみると、美容師の平均年収は約427万円でした。
    一方で、令和5年度の賃金構造基本統計調査によると、美容師の初年度の年収は約250万円となっています。
    美容師は、提供できるサービスが経験年数によって異なるため、給与の差が生じるのが一般的です。

    たとえば、サロンに就職した場合、まずはアシスタントとしてシャンプーなどのほかの美容師のサポート業務を行うことが多いです。そこからカットやカラーの勉強をして、徐々にスキルを身につけることで給与も上がっていきます。

    美容師になるには?

    美容師になるためには、国家資格である美容師免許を取得する必要があります
    美容師免許を取得するには、厚生労働省が認定する美容専門学校で必要なカリキュラムを修了し、卒業することが条件です。
    卒業後に、国家試験に合格してから、美容師として働けるようになります。

    美容師の国家試験は、実技試験と筆記試験の2つに分かれており、実技試験ではヘアカットやパーマなどの技術が評価され、筆記試験では衛生管理や美容の理論に関する知識が問われます。
    美容専門学校での勉強や練習が重要なポイントとなります。

    美容師になるための方法はいくつかありますが、一般的なルートは以下の通りです。
    1.高等学校卒業後に美容専門学校に進学
    多くの美容師を目指す人が選ぶルートです。
    2〜3年のカリキュラムで、美容に関する理論と技術を学びます。
    学びの内容には、ヘアカット、カラーリング、パーマ、スタイリング技術のほか、接客マナーやサロン運営の基礎知識も含まれます。

    2.通信制の美容学校で学ぶ
    働きながら美容師を目指す人に向けたルートです。
    通信制では、基礎知識をオンラインで学び、実技は指定のサロンなどで指導を受けます。
    自分のペースで学べるのがメリットですが、しっかりとした自己管理が求められます。

    3.サロンでのアシスタント経験から免許取得を目指す
    実務経験を積みながら美容師免許の取得を目指す方法もあります。
    実際のサロンワークを通じて現場の感覚を磨きながら、資格取得を目指すことができます。

    美容師に必要な能力と小学生からの伸ばし方

    美容師が考える、美容師に必要な能力も聞いてみました。さまざまな能力がある中で、最も多かったのは、好奇心でした。続いて、探究心、協調性、粘り強さが挙げられました。

    美容師に最も必要な能力は好奇心!

    好奇心が最も多かった理由として考えられるのは、美容師はお客さんの要望に答えるため、常に流行を追ったり、新しい技術を身につけたりする必要があるからでしょう。
    小学生のうちから好奇心を伸ばすためには、子どもから出る「なぜ?」を大切にするのが大切です。
    子どもが興味を持ったことを調べたり、実際に体験してみたりすると、好奇心を持つことがポジティブな体験となり、その力を伸ばすことができます。

    探究心は自分にとってもお客さんにとっても必要

    次に探究心は、自分のスキルを磨く際に必要になってくるでしょう。
    カットをもっとうまくするにはどうしたら良いか、提供時間を短くするにはどうしたらいいかという具体的な技術を高める時に役に立ちます。

    また「お客さんにとってより良いサービスとは何か?」を考える時にも必要な力です。
    探究心を伸ばすためには、好奇心から発生した疑問を調べ、答えを出しましょう。
    必ずしも正解に辿り着く必要はなく、自ら進んで調べてみる、発見するという経験が大切です。

    協調性や粘り強さも求められる

    美容師は1日に多くのお客さんにサービスを提供します。
    1人でも多くのお客さんに満足してもらうためには、ほかのスタッフとの協力が欠かせません。
    周りを見て、お手伝いができることがないか、自分はどんなことができるかなど考えて動く必要があります。

    協調性を鍛える方法の一つにグループ活動をすることが挙げられます。
    グループの中でルールを守り、友達と協力して物事を達成する経験が協調性を高めてくれます。

    また、美容師として一人前になるには、粘り強さも身につけておくとよいですね。
    お客さんの希望を叶えてあげるためには、下積みが欠かせません。
    下積みで基本的な技術や知識を身につけるからこそ、その後の仕事の幅が広がり、楽しさにもつながるでしょう。
    粘り強く努力する力を身につけるためには、小さなこともコツコツ続け、それを振り返るようにしてみましょう。

    美容師が小学生の時にやっていた遊び5選!

    美容師が小学生の時にやっていた遊びは、

    1. 海や山や自然にふれること
    2. 運動すること
    3. お笑いをみること
    4. 自然の性質や仕組みを知ること
    5. 料理をすること

    の5つが多かったです。

    どれも、直接美容師に関係があるようには思えない遊びですが、美容師は、技術力だけでなく、創造力やコミュニケーション能力、細やかな観察力が求められます。
    自然に触れることで、感性が磨かれ、カラーやカットのセンスにつながっているかもしれません。
    立ち仕事でもあるため、運動をして体力をつけておくことはいい仕事につながるでしょう。
    小学生の頃に楽しんだ遊びは、こういった力を育む大切な経験になっていると考えられます。

    美容師がやっていた習い事

    美容師がやっていた習い事は、以下のようなものが多かったです。

    • プログラミング・コンピュータグラフィック等
    • 英語や語学
    • そろばん、暗算
    • 国語・算数などの教科
    • 絵画や造形、写真
    • 水泳


    思考を鍛えるものから、コミュニケーションに必要な語学、芸術に関するものや運動までさまざまな習い事が挙げられました。

    特に、プログラミングは、論理的思考を身につけられる習い事です。美容師はカットやカラーなど技術を提供する際に、論理的思考が役立ちます。
    なぜなら、お客様の理想の髪型を作り上げるには、さまざまな視点で考え、繋ぎ合わせる必要があるからです。

    さまざまな視点には、たとえば、お客様のライフスタイルや、顔の形、髪質、髪の生え方、自分のハサミの使い方などの技術や、お客さんが普段どれぐらいセットに時間をかけられるかなどが挙げられます。
    これらを繋ぎ合わせて、最もお客さんの理想を叶えられる髪型を考えます。そして、カットやカラーなどの自分が持つ技術でその理想を叶えてあげるのです。

    美容師の経験を活かせそうなほかの仕事は?

    美容師に、美容師の経験を活かせそうな仕事も聞いてみました。こちらはさまざまな職種が挙げられました。回答があった職種は以下の通りです。

    • ファッションデザイナー
    • 漫画イラストレーター
    • 商品プランナー
    • 心理カウンセラー・キャリアカウンセラー
    • 先生・講師
    • パティシエ/菓子職人
    • バリスタ
    • 接客業


    美容師は、美容に対するセンスや流行を追う姿勢が求められます。
    色や形に関する知識や技術も持ち合わせているため、ファッションデザイナーが活かせそうという回答が最も多かったです。
    センスを活かして、漫画/イラストレーターや商品プランナーなども挙げられました。

    ほかにも、お客さんとのコミュニケーション能力を活かした、心理カウンセラー・キャリアカウンセラーや、先生・講師、手先の器用さが求められるパティシエ/菓子職人、バリスタ、接客業なども回答にありました。

    美容師と似ている仕事に「理容師」があります。理容師もヘアカットやパーマを行うことができます。
    美容師と異なるのは、理容師はカミソリを使ったシェービングができることです。
    カミソリを使用したシェービングは医師と理容師にしか認められていない技術なのです。
    一方で、美容師にしかできないこととして、パーマやまつ毛エクステンション(まつ毛に人工の毛を接着剤で1本1本装着する技術)があります。

    磨いたセンスやコミュニケーション能力と、自分の興味があることや得意なことを組み合わせることで、美容師とは違った職業につける可能性もありますね。

    美容師を目指すお子さまにおすすめの書籍
    「理容師・美容師の一日(暮らしを支える仕事見る知るシリーズ)」

    理容師・美容師の1日を時間を追って紹介されています。
    仕事内容や、仕事の時に考えていること、勉強しておくといいことなども学べます。どうしてその仕事を選んだのかというインタビューも掲載され、美容師・理容師の現場がわかる1冊です。
    理容師・美容師の一日 (暮らしを支える仕事見る知るシリーズ)

    お子さまには無限の可能性がある!

    みらいいでは、お子さまの「なりたい」「やりたい」に合わせてプレイできる無料のゲームをたくさんご用意しています。

    まずは自分の個性を知ってみよう!みらいいアドベンチャーゲーム

    お子さまの興味関心や特徴をその場で深く分析するゲーム「みらいいアドベンチャー」。出てきた結果に合わせて、ワークショップを体験いただけます。

    美容師を体験してみたい方はワークショップへ!

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    美容師に必要な「探究心」「協調性」「粘り強さ」などを養います。
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